両面宿儺の元ネタは「宗像教授伝奇考」の中にある?実際に読んで分かった共通点と気になった点【呪術廻戦考察】

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呪術廻戦 考察
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記事を開いていただきありがとうございます。パンプキンです。

皆さんは宗像教授伝奇考むなかたきょうじゅでんきこうという作品をご存じでしょうか?

ざっくり説明すると主人公の宗像教授が日本各地を調査で訪れ、その地で様々な事件に遭遇していく1話完結の短編集です。

なぜ宗像教授伝奇考の話をするかというと、まずはこの画像を見て下さい。

出典元:週刊少年ジャンプ(集英社)

週刊少年ジャンプのおまけページの内容なんですが、赤枠で囲った部分を読んだら分かるように、呪術廻戦の両面宿儺は「日本書紀」と「宗像教授シリーズ」がベースになっている様子。

そんなこと言われたら読むしかないじゃないですか。

ということで「宗像教授伝奇考」を実際に購入して読んでみたので、今回は「宗像教授伝奇考」の内容をざっくり説明して、呪術廻戦の両面宿儺との共通する部分を紹介しようと思います。

ちなみに今回紹介する宗像教授シリーズ「両面宿儺」の話は宗像教授伝奇考2集(7話)に収録されています。

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宗像教授伝奇考file.7「両面宿儺」ざっくりとした内容

宗像教授伝奇考file.7「両面宿儺」

昆虫の研究をしている名和明(なわ あきら)という男がある市民病院で入院している男を訪ねる。

男は正体不明の毒蜘蛛に刺されて入院したらしいが、名和によるとその毒蜘蛛の名は「スクナグモ」というらしい。

スクナグモは江戸時代に飛騨地方で大量発生した毒蜘蛛。当時は山焼きで退治したらしく、今見つけると完全な新種蜘蛛になるらしい。

名和はスクナグモを採取するために男に蜘蛛に刺された場所を聞き、少洞村(すくなぼらむら)という場所に向かう。

場面は変わり、岐阜県高山市郊外にある少洞村へ。そこに宗像教授は足を運んでいた。

少洞村の裏山にはスクナ洞という場所があり、そこにある奇妙な”道祖神”を調査するのが宗像教授の目的らしい。(道祖神=石碑や石像などの形で祀られる神)

宗像教授は道祖神のある場所に向かうが、ある違和感を感じる。

道祖神は中部地方に多い守り神で、村の入り口や路傍に置かれるのが普通。だがその道祖神は山の中にあった。

それに道祖神は仲睦まじい男女の姿を表すのが普通。そこにあった道祖神は背を向け合い一体化した異形の姿をした石碑だった。

宗像教授はこれを”両面宿儺”だと確信する。

両面宿儺とは昔、飛騨で住民を苦しめていた顔が二つあり手足も全部八本の怪物。日本書紀ではその暴虐ぶりが朝廷に聞こえ、天皇仁徳が難波根子武振熊なにわねこたけふるくまという武人を遣い討ち取らせたと記されている。

少洞村の村人たちは両面宿儺をひそかに祀っていた様子。

ここで宗像教授はスクナ洞という名なのに、周囲に洞が無いことを違和感に感じる。周囲を見ると不自然にも土で覆われた場所を発見する。

その上を探索していた昆虫学者の名和の足元が崩れて宗像教授が駆け付ける。

どうやらスクナ洞は人口的な土砂で覆って入り口が隠されていた模様。名和にアクシデントにより入り口を見つけた宗像教授は名和と共に洞に入る。

スクナ洞の中を進む宗像教授達、どうやら人口的に掘られた洞窟らしい。

奥を進むと大量の人骨と顔二つ腕四本の両面宿儺らしき像があった。

宗像教授によると、この像は両面宿儺ではなくヒンドゥー教の火の神”アグニ”だという。

そして大量の人骨はアグニに捧げた生贄らしい。

道祖神は生贄に捧げられた村人の鎮魂碑で、ひそかに祀られてきたと宗像教授はいう。

そこに突如大量のスクナグモが現れ、宗像教授達に襲い掛かる。

スクナグモは二つの人面模様、八本の脚で見ようによっては両面宿儺に似ているからスクナグモと名付けられたらしい。

大量の蜘蛛は洞窟の中で共食いしながら生きており、凶暴な個体だけが生き残っている。

宗像教授達はアルコールと松明を使って洞窟内を焼き払い、スクナ洞を後にした。

古代日本では朝廷に服従しない異端の人々は”土蜘蛛”と呼ばれ、風土記には洞窟びに逃げ込む彼らを罠にかけて殺したという話がある。

アグニ神像、土蜘蛛などが重なり合い両面宿儺というイメージが合成された結果、道祖神で両面宿儺を祀っていたんだという。

めちゃくちゃ省略&ざっくり説明しました。

ちょっと難しいお話かも知れないですね。

ではこの宗像教授伝奇考の両面宿儺と呪術廻戦の両面宿儺の共通点を見ていきましょうか。

共通点①「両面宿儺」そのものではない

出典元:芥見下々『呪術廻戦』(集英社)

宗像教授伝奇考の「両面宿儺」の正体は日本書記に登場する両面宿儺では無く、ヒンドゥー教の火の神アグニ土蜘蛛などのイメージが合成されたものでした。

呪術廻戦の両面宿儺も日本書紀の両面宿儺のような見た目をしていたことによって付けられたあだ名のようなものです。

この設定も芥見先生が宗像教授伝奇考を読んで着想を得たものかもしれませんね。

共通点②火の神と両面宿儺

宗像教授伝奇考で登場した火の神アグニ。

アグニとはインド神話の火神。二面四腕で牡羊に乗っているのが特徴的です。

アグニは火を神格化したもので、呪術廻戦の両面宿儺も炎を扱うことができます。

出典元:芥見下々『呪術廻戦』(集英社)

これも共通点と言えるでしょう。

宿儺が炎を使えるのも宗像教授伝奇考の影響があるかもしれませんね。

共通点として見られたのはこのぐらいでした。ここからは筆者が個人的に気になった点を紹介します。

気になった点①スクナグモ

出典元:星野之宜『宗像教授伝奇考』(潮出版社)

宗像教授伝奇考作中で登場したスクナグモという名の蜘蛛。

スクナ洞内で大量発生したスクナグモを焼き払うという内容でしたが、ここが少し気になりました。

まず蟲毒と似ているという点

スクナ洞内で大量発生したスクナグモは共食いしながら生き抜いていったので凶暴な個体だけが残っていました。

蟲毒とは小さな入れ物の中に大量の生き物を閉じ込めて共食いさせ、最後に残った一匹を呪詛の媒体に用いる呪術。

都市伝説のリョウメンスクナでは人間版蟲毒を行ったことで有名ですよね。

スクナグモの例は少し違いますが、閉鎖された洞窟内で共食いしている点などは蟲毒に似ています。

そしてスクナグモを焼き払ったという点

これは呪術全盛時代を表しているのではないでしょうか?

呪術廻戦の呪術全盛時代は、何人もの術師が宿儺に挑み敗れました。

洞窟内で凶暴に育ったスクナグモ(術師)を炎(宿儺)で焼き払う。という構図は似通っていると感じました。

まあ焼き払ったのは宿儺でもアグニでもなく宗像教授なんですが

偽夏油の行おうとしている千人の殺し合いも呪力への理解を深めるためのものですが、呪術全盛時代を再現しようとしているのかも知れません。
まあ、妄想の域は出ませんが。

気になった点②大量の人骨

出典元:星野之宜『宗像教授伝奇考』(潮出版社)

スクナ洞の中には昔生贄にされたであろう人骨が大量に落ちていました。

宿儺の生得領域にも大量の牛の骨があるのでちょっと似ているなー程度です。

宿儺の生得領域の牛の骨も何かの生贄かも知れませんね。

それだけです。

まとめ

以上が呪術廻戦と宗像教授伝奇考の両面宿儺の共通点と気になった点です。

宗像教授伝奇考を実際読んでみた感想としては、考察抜きにしても楽しめる内容になっていました。

出来る限りややこしい点を省略したので、気になった方は是非実際に読んでみて欲しいです。

というか省略しまくってます。
他の人の考察も聞いてみたい

今回紹介した「両面宿儺」のお話は宗像教授伝奇考2集に収録されています。電子書籍でも購入できますので気になった方は調べて読んでみてください!!

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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コメント

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